2021年9月9日
先日、東大阪市荒川にて行った瓦屋根の漆喰補修工事の様子をお届けいたします。
<施工前>
こちらが施工前の様子です。
ご覧の通り、頂上部分の棟瓦と平瓦の間の隙間を埋めている漆喰の劣化が目立っているため補修を行います。
漆喰は消石灰、藁、スサ、糊を水で練って作ったもので、高い透湿性・調湿性により
屋根材の下にある葺き土の湿度を上手に調節することができるため、棟瓦や三日月部分などの仕上げに適しています。
しかし、上の写真のように経年劣化によって漆喰が剥がれたり崩れたりしている状態を放置すると、
瓦と瓦の隙間から雨水が屋根内部に浸水し、雨漏りが起こるリスクが高まってしまいます。
この状態の漆喰を気づかず放置し続けると、屋根の下地まで腐食が広がり、
最終的には屋根自体の交換が必要になるため、高額な工事費用が発生してしまうのです。
劣化した既存の漆喰を取り出します。
既存の漆喰を取り出したら新しい漆喰を詰めていきます。
▼こちらが施工中の動画です。
今回のような漆喰補修で大事なポイントは、
漆喰を平らに詰めることと、のし瓦より内側に詰めることです。
なぜかというと、漆喰は雨風に晒されることで劣化の速度が早まり、補修を行ってわずか数年で
崩れや剥がれが起こり、気付かぬうちに雨漏り被害を招いてしまうからです。
詰めすぎても適度な湿度を保つ機能が弱くなるため、適切な量の施工が必須ですが、
近年ではしっかり施工できる職人も減ってきているのが現状です。
技術や経験なども重要ですが、感覚やセンス、器用さといった職人気質的な側面も、
良い施工を行うにあたって非常に大事なポイントとなるため、できる人が限られるのです。
大和瓦工業では、ご覧の通り抜け目なく丁寧な補修を行っておりますので、安心してご依頼いただけます！
<施工後>
こちらが施工後の様子です。
先ほどもご説明した通り、劣化しボロボロになった漆喰は放置すると雨漏りを引き起こし、
後々高額な屋根修理工事が必要となってしまうため、早め早めのメンテナンスが大事です。
このほか、瓦の割れやズレなどもありましたので、サービスで補修させていただきました。
▼こちらの鬼瓦周りは、雨水の流れを考慮して漆喰の施工をしております。
<補修後全景>
大和瓦工業ではお客様のご要望に合わせ、ご相談から施工まで丁寧な対応をお約束いたします。
大阪の屋根修理は大和瓦工業にお任せください！
| 現場住所 | |
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| 施工内容 | |
| 施工箇所詳細 | |
| 施工期間 | |
| 使用屋根材 | |
| 使用屋根材 | |
| 工事金額 |
『大和瓦工業』は大阪府守口市を中心に、大阪府全域の屋根修理・雨漏り修理を承っております。
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