雨漏り放置が招く健康被害とは

2023年5月4日

雨漏りは家の構造や住み心地に影響を与えるだけでなく、私たちの健康にも悪影響を及ぼすことがあります。雨漏りで健康被害が発生する最大の原因は、カビが発生することです。湿気や室温など条件が揃うと、カビが発生します。

雨漏りの放置は避け、早めに対処することで、住まいや健康被害を防ぐことができます。カビの発生を防ぐためにも、雨漏りを早急に修理し、住宅環境を整えることが重要です。

このブログでは雨漏りを放置した際に起こる健康被害のリスクについてご紹介します。

雨漏りを放置すると

雨漏りを放置すると、さまざまなトラブルが発生します。一次被害として、外壁にひび割れや黒ずみが起きたり、室内の壁紙や天井にシミができたりすることがあります。

加えて家の劣化や強度低下も大きな問題です。木材を濡れたまま放置することで腐敗し強度がさがります。
鉄筋コンクリート造の場合も、雨水がヒビから侵入し、鉄筋が錆びて膨張し、強度が保てなくなることがあります。最悪の場合、家が傾いたり、倒壊する事態を招くこともあります。

雨漏りの放置は避け、早期対策が必要であり適切な修理やメンテナンスを行うことで、住宅の劣化や被害を防ぐことができます。

雨漏りが原因の健康被害

アレルギー症状

雨漏りが原因でアレルギー症状が引き起こされることがあります。雨漏りによる健康被害の中には、アレルギー症状が含まれており、雨漏りによって湿気が高くなり、カビやダニなどのアレルギー原因物質が発生しやすくなることが要因となります。

これらの物質が空気中に拡散し、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

アレルギー疾患はさまざまで、症状もそれぞれ異なりますが、雨漏りが原因で起こるアレルギー症状には注意が必要です。雨漏りの修理やメンテナンスを適切に行うことで、アレルギー症状のリスクを軽減できます。

体に起こる痒み症状

雨漏りが原因で体の痒みが発生することがあります。雨漏りによる健康被害の一つとして、体の痒みが挙げられています。雨漏りによって生じる湿気やカビ、ダニなどのアレルギー原因物質が皮膚に刺激を与えることで、痒みが生じることがあります。

雨漏りの原因を特定し、適切な対処法を行うことで、体の痒みや他の健康被害を防ぐことができます。雨漏りの修理やメンテナンスを定期的に行うことが重要です。

呼吸器系にでる症状

雨漏りは、建物への悪影響だけでなく、健康にも重大な悪影響を及ぼすことがあります。雨漏りが原因で呼吸器症状が発生することがあります。雨漏りによって湿気がたまり、カビやダニなどのアレルゲンが繁殖しやすくなります。

これらのアレルゲンは、呼吸器に刺激を与え、喘息やアレルギー性鼻炎などの症状を引き起こす可能性があります。雨漏りの修理やメンテナンスを定期的に行うことで、呼吸器に悪影響を及ぼすリスクを軽減することができます。また、適切な湿度管理も呼吸器への悪影響を防ぐ上で重要です。

シロアリの影響

雨漏りが原因でシロアリが発生することがあります。雨漏りによって木材が水分過多になり、腐食すると腐朽菌が発生し、その周辺では木材の水分を栄養源としてシロアリが発生しやすくなります。

シロアリ発生の原因の多くは雨漏りによるものと言われており、湿った木材を好む習性があります。特に床下などは湿気が溜まりやすく、シロアリが住み着きやすい環境となっています。

シロアリが発生すると、床がフワフワした感触になったり、建具の建て付けが悪くなるなどの問題が生じます。シロアリの被害は、建物の寿命を縮めるだけでなく、カビやシロアリの増殖によって住む人の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

シロアリの被害を防ぐためには、雨漏りを早急に修理することが重要です。

また、床がフワフワするなどの異常がある場合は、プロに相談してシロアリの調査を行うことをおすすめします。雨漏り対策とシロアリ対策を適切に行うことで、建物の耐久性と住む人の健康を守ることができます。

まとめ

このブログでは、雨漏りを放置することが住まいや健康にどのような被害をもたらすかを解説しました。雨漏りが原因でシロアリやダニ、カビなどの二次被害が発生し、住宅の寿命が縮まるだけでなく、家族の健康にも悪影響が及ぶことが分かりました。

大和瓦工業では雨漏り修理も承っております。

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